目の仕組み

高齢者に忍び寄る「老眼」の影。歳をとると目が霞むワケ

高齢者に忍び寄る「老眼」の影。歳をとると目が霞むワケ

歳をとると目がかすむワケ

国民の高齢化が社会問題となって久しい現代の日本。それに伴い、視力の低下に苦しむ高齢者の方たちが後を絶ちません。一体なぜ、歳をとるとだんだん目が見えなくなってくるのでしょうか。

我々の目には、焦点を定める役割を果たす「水晶体(すいしょうたい)」というレンズのようなものがついています。この水晶体が遠くにあるものや近くにあるもの、それぞれに合わせて焦点を調節し、像をはっきり定めてくれているのです。そして、この水晶体の働きを陰でサポートしてくれているのが「毛様体(もうようたい)」です。我々がものを見る時この毛様体の筋肉が伸び縮みし、弾力性のある水晶体がそれによって厚くなったり薄くなったりして、近くのものに焦点を合わせているのです。

しかし、年齢を重ねれば重ねるほどこれら2つの機能は低下していきます。そして、だんだん焦点を合わせることが困難になり、視界がぼやけてきます。この状態を一般的に老眼といいます。だいたい30代を越えたあたりから、水晶体の機能低下が始まり、40代も後半にさしかかってくると、ほとんどの人が老眼の症状を自覚し、老眼鏡が必要になってくるのです。

現在、日本人の平均寿命は約80歳といわれています。つまり、我々は約半生を老眼鏡を使って生活していかなければならないということなのです。

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