近視の早期発見とチェックポイント

パソコンだけじゃない! 眼精疲労はドライバーに増えている!

パソコンだけじゃない! 眼精疲労はドライバーに増えている!眼の疲れ、眼精疲労を感じているのは、ビジネスマンやOLばかりではありません。

高速道路が北から南まで、西から東までと着々とつながるにしたがって、物品の流通をめぐる環境はものすごい勢いで変わりました。深夜の高速道路を走る大型トラックの数は大変に増えています。生鮮食品から自動車やさまざまな機械、工具などの部品、さらに日用品まであらゆる物を積んだトラックが、ものすごいスピードで走っています。

そのどれもが、積んでいる物を目的地へ、決められた時間までに納入するため、一分一秒を争って、時間との競争をしているのです。好きでスピードを出しているのではないのです。仮眠する時間など、労働基準法で決められていることを守るか守らないかのギリギリのところで仕事をしている。それがトラック運転者たちなのです。

こうしたドライバーたちの眼精疲労も大変なものです。走行時間によって視力や疲労度がどのように変化するかをみた実験では、30分もすると、目がチラチラする、充血してくる、視野が狭くなってくる、という結果が出てきます。視野が狭くなるとスピード感がなくなります。そのうえ、まわりの景色も見えない夜の高速道路となると、ますますスピード感はなくなります。速度感覚のズレは、時速100キロでも70キロぐらいにしか感じなくなります。

視野が狭くなると、当然、見えにくくなりますから、前方の車のテールランプを凝視します。このときは視神経ばかりでなく、全身の神経を緊張させています。こうした状態が一時間も続けば、眼ばかりでなく集中力もどんどん低下していきます。集中力の低下は反射神経をにぶらせますから、とっさにブレーキを踏んだり、ハンドルを切ったりという行動に遅れが出ます。

本人はとっさに切ったつもりでも、疲れているとその行為に思った以上の遅れが出てきます。また、夜の運転では、前方を走る車のテールランプの赤色がひどく眼を疲れさせることも、実験で証明されています。夜寝て昼間働くというのが人間の生理にかなった行動パターンです。

ところが、深夜の高速道路を時間との闘いで走っているトラックの運転者たちは、その自然な人間の生理にかなった行動パターンからはずれています。これは、トラックのドライバーばかりでなくタクシードライバーもそうですが、こうした人たちは慢性的な睡眠不足の状態にあると同時に、人間本来の生理からはずれた行動パターンのため、体内時計も狂ってしまっています。

体内時計が狂っていると自律神経も乱れがちです。睡眠不足、疲労状態での深夜運転、自律神経の乱れなどで、ドライバーたちは単なる眼の疲れではない眼精疲労の人が増えています。そして、この人たちもビジネスマン同様、時聞がないなどで眼科へ行くことはめったにしません。そして、TVコマーシャルで「疲れ目」にとすすめている目薬を薬局などで買って、点眼することでごまかしています。

目薬は、毛様体筋の異常緊張をほぐして眼の疲れをとることにありますが、安易に目薬に頼りすぎることは考えものです。疲れ目用の目薬の中には、眼の充血をおさえて、眼が美しくなるということから、塩酸ナファリゾンやエピネクリンなどという薬が入っています。これらの薬は、点眼後数時間すぎると、逆に血管が緊張して充血作用が出るという、副作用があります。このほかにも、疲れ目を治す目的の目薬にはコンドロイチン硫酸ナトリウムやビタミンB12、ビタミンB2なども副作用があることがわかっています。

このように副作用があるものでも、医薬品として厚生省によって許可されているものですから、危険性があるというものではありません。ただ、安易に使いすぎることがよくないのです。ですから、使うときは医師の指導のもとで正しい使用法で使うことです。

URL
TBURL

*
*
* (公開されません)

Return Top