目の仕組み

勘違いはキケン!真正近視と仮性近視の違いを理解しよう!

勘違いはキケン!真正近視と仮性近視の違いを理解しよう!近視は、ふつう発育期に始まり、思春期の体の成長がもっともめざましい時期に急激にすすみます。しかし、20歳すぎて体の成長が一段落する頃になると、近視のすすみ具合はゆるやかになって、25歳をすぎる頃には視力の低下はとまります。

こうした近視には、「仮性近視」と「真性近視」の二種類があります。仮性近視は、小・中学生から高校生など成長期の子どもにみられます。目に悪い環境のもとで長時間物を見続けたために、正しく物が見えるようにたえず水晶体を厚くしたり薄くしたりと調節している毛様体が、疲れのために調節機能が低下し、網膜の前方にピントが合ってしまうために起きたもので、文字通り「仮性」の近視で、一時的な症状です。

ですから、医学的には「仮性近視」とはいわず「偽近視」と呼んでいるくらいです。このように、仮性近視は一時的な近視、ごく初期の近視ですから、近くで物を見る悪い習慣を改めたり、遠くを見る訓練をしたり、眼をできるだけ休めるようにしたりすれば、元に戻りますが、そのまま放っておくと毛様体は調節能力を失い、真性の近視になってしまいます。つまり、仮性近視は治る近視なのです。この一時的な近視の症状で治る近視ということを、なにかの折に知って、ほうっておいても治ると勘違いしている人が少なくないようです。

「しっかり体が出来上がる18歳ぐらいになれば治るんでしょ?自然に治るんでしょ?」と、すましていたお母さんがいたのには驚きました。学校の検査で仮性近視といわれた、といって、あわててメガネを作るお母さんも困りものですが、このように中途半端な知識で自然に治ると考えているお母さんも困りものです。仮性近視は治る近視ではありますが、自然に治ることはありません。放っておくと必ず真性の近視になってしまいます。

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