目の仕組み

学校でチェックされた時にはもう手遅れ!? 仮性近視を早期発見するには!

学校でチェックされた時にはもう手遅れ!? 仮性近視を早期発見するには!仮性近視といわれたら、近視の初期の症状と考え、できるだけ早く適切な視力回復の改善の手段をこうじることが大切です。そうすれば必ず治るのが仮性近視です。そして、訓練を受けるのが早ければ早いほど治りも早いのが仮性近視です。

つまり仮性近視には、早期発見、早期治療が必要なのです。ところが、残念なことに早期発見がなかなかなされないのです。学校では現在、一年に1~2回定期身体検査が実施され、その折に視力検査も行なわれていますが、学校での検査では、仮性近視を早い時期に発見する、という具合にはいかないようです。というのは、学校の検査では、学業に支障のある視力を発見することが目的になっていて、仮性近視などを見つけることを目的にはしていないからです

学校保健では、教室において黒板に書かれた文字の濃度、大小に関係なく、どの列の机の位置からも、それが見えるためには0.7以上の視力が必要としています。また、普通教育が可能なための視力は0.3以上とし、0.3未満は教育的弱視児として扱うことになっています。このように、学校の検査では、視力では1.0、0.7、0.3を視標とし、とくに0.7以下の視力の子どもを見つけるために行なわれているので、それにひっかからなければ正常ということですまされてしまいます。

しかし、実際には、検眼で裸眼視力が1.0とか1.2でも仮性近視が発生している場合が多いのです。ある調査によれば、学校検眼で裸眼視力が一1.0以上あった生徒に調節麻簿剤点眼後に屈折検査を行なったところ、近視だった子が18%、遠視だった子が24%もあったことを報告しています。そして、その報告書は「学校関係者の多くは、裸眼視力0.3以上は正視とする考え方が多いが、この考えは是正されるべきである」と結んでいます。だからといって、学校検眼がアテにならない、といっているのではないのです。

学校検眼はきちんと受けなければなりませんが、仮性近視を早期に発見するには、まだまだ検討の余地があると思われます。ですから、学校の検眼でチェックされて眼科に行った段階では、多くの場合、既に仮性近視の段階を通りすぎて真性の近視になっている場合が多いのです。

仮性近視の早い段階でしたら、視力回復の治療、訓練を受けて、早く回復することができたのに、真性の近視になると回復に時間がかかり、回復の程度にも差が出てきてしまいます。子どもの視力異常を早期に発見できるのは、なんといっても親、とくに日常生活で子どもと接することの多い母親です。そのためには、まず、お母さんが自分自身の視力を知っていることが肝心です。多くのお母さん方は「えっ?自分の視力?娘時代に測ったきりでいま、どれくらいあるのかしら?」と、はなはだ心もとないのです。そんな心もとない状態では、お子さんの視力をチェックすることはできません。

まず、お母さん自身の視力をきちんと測ってください。自分の視力がわかったら、子どもの視力と比べてみるのです。なにかを基準にして、子どもが自分よりよく見えているか見えないかをチェックしてみるのです。たとえば、駅の時刻表を同じ位置から見て、自分より子どもがよく見えているのか見えていないのか。自分よりよく見えているようなら、ひとまずは安心です。また、そのときの子どもの見る状態をチェックすることも忘れてはなりません。眼を細めて見ているようなら、要注意。近視の人は、メガネをかけていない状態で物を見るときには無意識に眼を細めますが、これはピンボケにみえている像をはっきりさせようと努力するからなのです。

そして、実際、極端な場合は本当の視力が0.5であるのに、眼を細めることで0.7にまで視力が上がることも証明されているのです。ですから、もし子どもが眼を細めて見て、自分と同じ0.8の視力だとしたら、仮性近視、さらに真性近視になっているかもしれません。

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