目の仕組み

普通の人よりも目が疲れやすい「遠視」の状態を解説!

普通の人よりも目が疲れやすい「遠視」の状態を解説!屈折異常による視力異常は近視だけではありません。遠視も同様です。

遠視というのは、近視とまったく逆の構造になっています。近視のところでも説明したように、遠視にも二種類あり、屈折性遠視というのは、水晶体の屈折力が弱いために像が網膜の後方に結ぼれるもので、軸性遠視の場合は水晶体の屈折力は正常なのですが、眼軸が短いために像が網膜の後方に結ぼれてしまうものです。

いずれにしても遠視というのは、近くの物が見えにくいばかりでなく、遠くの物も見えにくいという状態にあります。そのためたえず眼の調節機能を働かせていなければならず、普通の人よりも疲れやすいのです。しかも遠視の人は、裸眼視力がよいことが多いので遠視に気づかずにいることがしばしばです。

しかし、目が疲れやすいという事実はあるのですから、物を見るのがおっくうになったり、イライラしたり、そのほか日常生活でさまざまな障害が起こります。とくに子どもの場合は、こうしたことが心の発達にも影響をおよぼし、性格形成にも問題を投げかけることがあります。ですから、遠視の人はメガネを用いたほうがよいといわれるわけですが、これもいちがいにはいえないのです。

というのは、既に述べた通り、人間はみな遠視で生まれてきます。その遠視傾向の眼が成長するにつれ、正視になっていくのは、六、七歳の頃です。ですから、小さい子が遠視だといわれたからといってすぐにメガネをかけることは問題があります。メガネをかけるよりも目の発達を促すような食生活や戸外での運動などとともに、視力回復のために力を入れたほうがよい場合が多いのです。

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