目の老化、白内障など病気克服編

サツマイモに多いビタミンCとカロチンが白内障を予防する!

サツマイモに多いビタミンCとカロチンが白内障を予防する!

サツマイモに多いビタミンCとカロチンが白内障を予防する!

サツマイモのビタミンCはジャガイモの1・5倍

「栗(九里)よりうまい十三里」という言葉があります。これは「クリ」という音と道程の九里と江戸(東京)からサツマイモの産地、埼玉県の川越までの距離の十三里をかけた言葉です。つまり、焼きイモのホクホクとしたおいしさは、同じく秋の味覚を代表するクリ以上だという意味です。

さつまいもサツマイモの主成分は糖質などの炭水化物です。その大部分はデンプンであり、アミロースとアミロペクチンの2つからできています。デンプンは、加工してドロップやチューインガムの甘味料にも使われています。サツマイモが食糧難の時代に米の代用食となりえたのも、サツマイモの主成分が炭水化物だったおかげです。

サツマイモには炭水化物のほかに、多くの成分、とりわけ食物繊維、ビタミン類、カリウム、カルシウムなどが含まれています。ほかのイモ類にくらべると、特にビタミンがあまねく豊富だという特徴があり、栄養的にはすぐれた食品だといえます。

サツマイモに含まれるビタミンの中でも、特筆すべきはビタミンCでしょう。サツマイモに含まれるビタミンCは、イモ類の中でも最も多く、サツマイモ(生)100g中に30gも含まれています。これは、同量のジャガイモとくらべると1・5倍の含有量です。

また、ほかのイモ類にはほとんど含まれていないカロチンが豊富だということも、サツマイモの特徴です。サツマイモに含まれるカロチンはFカロチンが比較的多く、これは、ビタミンAが2つ結合した形をしており、体内でビタミンAとして働きます。

ただし、サツマイモのカロチンの含有量は種類によって、また、肉色によっても異なります。肉色が白い普通の品種では、10マイクログラム程度ですが、中身が黄色の品種だと、なんと50マイクログラムも含まれている種類があるのです。

 

ふかしイモを食べて、目をいたわろう

ところで、ビタミンAやビタミンCは、私たちの目にとってたいへん重要な働きをしているといわれています。これらのビタミンが不足すると、目の疲れや視力の低下などにつながりますから、注意が必要です。

50才以上のかたの中には、子供のころ学校で、ビタミンAが不足すると、とり目になると習った記憶のあるかたも多いのではないでしょうか。もっとも、これは戦時中の食糧事情のたいへん悪かったころの話で、現代の栄養状態では、夜盲症(とり目)にまで至ることはまずないでしょう。

ビタミンAは皮膚や粘膜などの細胞分化にたいせつな働きをしており、ビタミンAが不足すると皮膚や粘膜はカサカサに角質化してしまいます。この現象が目に起こると、眼球を保護する結膜部分が角質化し、涙が出にくくなります。涙は眼球に栄養分を補給していますから、涙が出にくくなると、目に十分な栄養が届きません。この状態を放置しておくと、目が疲れたり、ものが見えにくくなります。こうした、疲れ日やかすみ目は、ビタミンAを十分にとって、目に栄養を補給すれば、その回復を早めることができます。とりわけ、中高年世代は、老眼予防のためにも、日ごろからビタミンAが不足しないように心がけたいものです。

一方、サツマイモに豊富に含まれるビタミンCも、目にとって重要です。特にビタミンCを十分にとることは白内障などの疾病の予防にもつながるといわれています。白内障は目の老化によって起こる、いわば、目の成人病の代表的なものです。白内障は、目の水晶体という部分が白く濁るために、視力が低下する病気です。水晶体はタンパク質でできており、カメラでいえばレンズの役割をしています。水晶体がレンズの役割を果たすためには、いつも透明な状態でなければなりません。しかし、老化が進むと水晶体のタンパク質が酸化し、白く濁ってくるのです。

ビタミンCには酸化を防ぐ作用がありますから、ビタミンCを日ごろから十分にとっていれば、白内障を予防することができるといわれています。先にも述べたように、サツマイモはビタミンAもビタミンCも豊富ですから、目の疲れの回復や老眼防止のためには、たいへん心強い味方だといえます。

夜、ついつい読書で夜ふかししたときなど、あたたかいふかしイモを食べるなどして目をいたわってやりましょう。

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